Windows 11の新機能と主な変更点 |
Windows 11は、Windows 10をベースにしており、まったく新しいUIと最適化されたユーザー体験を提供します。新しいシステムには、次のような新機能と変更点があります。
1.新しいデスクトップ
新しいシステムには、モダンで洗練されたデザインのデスクトップが採用されています。また、フォントやアイコンのデザインも一新され、見栄えが良くなりました。次に例を示します。
- タスクバーの新しい中央の位置:Windows 11のタスクバーは、デスクトップの一番下の中央に配置され、アプリが見つけやすくなっています。また、タスクバーの何もない領域を右クリックし、タスクバーの設定(Taskbar settings) > タスクバーの動作(Taskbar behaviors) に移動して、タスクバーの配置(Taskbar alignment) を 左(Left) に設定することもできます。
- 新しい設定画面:Win+Iを押すと、Windows 11の設定画面が開きます。設定オプションのレベル1メニューが左側に直接表示されるので、選択が容易になります。
- 新しい右クリックメニュー:Windows 11では、新しい右クリックメニューが採用されています。以前の右クリックメニューに戻したい場合は、新しい右クリックメニューの その他のオプションを表示(Show more options) をクリックしてください。
- 切り取り、コピー、名前変更、共有、削除、貼り付け用の新しいレイアウト:ファイルを右クリックすると、切り取り、コピーなどのアイコンが表示され、選択が容易になります。その他のオプションを表示(Show more options) にタップすると、古い画面に切り替わり、その画面で切り取り、コピー、その他の機能を使用することもできます。
2.新しいマルチタスクレイアウト
新しいシステムには、スナップレイアウト、スナップグループ、仮想デスクトップが用意されており、すべてのアプリにアクセスし、マルチタスクにより生産性を高めることができます。
3.新しいMicrosoft Store
新しくなったMicrosoft Storeは、レスポンスが速く、より使いやすくなりました。Microsoft StoreでAndroidアプリを見つけ、Amazon Appstoreからダウンロードできるようになります。
4.新しいウィジェット
スマートフォンと同様、ニュースや天気情報、メッセージ通知などの情報が一目で確認でき、デスクトップ上でカスタマイズできるウィジェットが新たに追加されました。
5.優れたタップ体験
タブレットなどのタッチデバイスでは、マルチタッチへのすばやい応答を体験でき、アプリやウィンドウのサイズを簡単に調整できます。
6.OOBEプロセスの中でのインターネットへの接続とMicrosoftアカウントへのログイン
OOBE(Out of Box Experience)とは、Windowsオペレーティングシステムに初めてログインしたときに、地域、ネットワーク、アカウントなどの設定を実施するプロセスのことです。Windows 11 Homeをお使いの場合、OOBEプロセス中にインターネットに接続し、Microsoftアカウントにログインする必要があります。(注:Windows 11 Proをお使いの場合、ネットワーク設定を省略し、ローカルアカウントでログインできます。)このプロセスでは、システムが自動的に更新パッケージをダウンロードします。ネットワーク接続に問題がある場合、この手順には時間がかかりスキップできません。あせらずお待ちください。
事前にMicrosoftアカウントを準備または登録し、良好なネットワーク環境でOOBEプロセスを完了することをお勧めします。処理中にネットワーク接続が切断されると、エラーが発生する場合があります。
詳細については、Microsoftの公式Webサイト(https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11)をご覧ください。