HUAWEI WATCH Ultimate/HUAWEI WATCH ULTIMATE DESIGNのダイビング用語

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HUAWEI WATCH Ultimate/HUAWEI WATCH ULTIMATE DESIGNのダイビング用語

ガス

スキューバダイビングを行う前に、シリンダーのガス濃度をチェックするか、または設定します。スキューバダイビングでは、ガス濃度が非常に重要で、減圧アルゴリズムに使用されます。レクリエーショナルダイビングでは、酸素の比率のみ必要です。テクニカルダイビングでは、酸素の比率とヘリウムの比率が必要です。このような比率を基にして、デバイスは窒素の比率を取得します。

水の種類

海水の密度は、淡水の密度とは異なります。水の密度が高いほど、任意の深度での圧力が大きくなることを示します。そのため、ウォッチの深度表示は、水の種類によって異なります。水の種類を設定してからダイビングすることで、ウォッチによる深度計算の精度を向上できます。

GF

勾配係数(GF)は、減圧アルゴリズムの重要な要素です。この係数は通常、GF低/GF高(30/70など)のような形式で表される1対の数値です。GF低の値が小さいほど減圧停止の深度が深く、GF高の値が小さいほど減圧停止の時間が長くなることを示します。

GFのデフォルト値は、ダイビングモードによって決まります。レクリエーショナルダイビングのGFのデフォルト値は40/85で、テクニカルダイビングでは30/70と、より安全重視の値となります。

GFの仕組みやGFの減圧計算への影響度を理解できていない場合は、GFのデフォルト値を変更することはお勧めしません。

酸素分圧

酸素分圧(PO2)とは、混合ガス中の酸素のみの圧力です。これは、現在の深度での気圧(気圧の倍数)に酸素の比率を乗じた値と等しくなります。

1. 最大分圧とは、下降中の最大酸素分圧の閾値です。この閾値に達すると、ウォッチにアラートが表示されます。この閾値は、最大行動深度(MOD)の計算にも使用されます。

2.分圧減少とは、上昇中の最大酸素分圧の閾値です。この閾値に達すると、ウォッチにアラートが表示されます。この閾値は、シリンダーの切替リマインダーを表示するタイミングの決定にも使用されます。

3.最小分圧とは、上昇中または下降中の最小酸素分圧の閾値です。間違って低酸素ガス(ガス濃度に基づく)を使用し、酸素分圧がこの閾値を下回った場合、ウォッチがアラートを表示し、酸素分圧が低すぎることをお知らせします。

安全停止時間

安全停止とは、スキューバダイバーが水面に戻る際に行う一時停止のことです。安全停止の目的は、身体から不活性ガスを排出して、減圧症のリスクを軽減することです。安全停止は通常、ダイバーが水面に浮上する直前に、深度6mで3、4分間または5分間行います。ダイバーの下降深度が30mを超えるか、または減圧不要限界(NDL)が5分未満の場合、安全停止時間は5分に固定されます。

安全停止はオプションですが、減圧症のリスクを軽減するために推奨されています。安全停止せずに水面に戻る場合、安全停止は一時停止中と表示され、水面に戻ると消えます。

最終減圧深度

最終減圧深度とは、テクニカルダイバーが上昇する際に最後に減圧停止する深度です。この数値は必要に応じて設定できます。

MOD

MODは、ガスによって許容される、ダイバーの最大行動深度の制限です。つまり、混合ガスのPO2が最大分圧をほぼ超える深度です。

上昇速度

上昇速度はダイビング中のダイバーの上昇する速さです。スキューバダイビングの閾値は、1分あたり12mに設定されています。この閾値を超えると、ウォッチにアラートが表示されます。急速に上昇すると、減圧症のリスクが大幅に高まります。適正な上昇速度を維持することを強くお勧めします。

PO2

PO2は、深度の変化やガスの切替に従って、ダイビング中にリアルタイムに計算されます。PO2の閾値の設定に応じて、ウォッチにリマインダーやアラートが表示されます。

窒素負荷

ダイビングによって体内の窒素が増加します。窒素負荷が増加するにつれて、ダイバーは必要な安全停止と減圧停止を行い、減圧症のリスクを軽減する必要があります。

CNS

CNSはダイバーが高いPO2に暴露している時間の基準です。CNSは最大許容暴露時間の比率で表示されます。CNS中毒の症状は様々な場合があります。最も深刻なのは、てんかん性スパズムで、溺死するおそれがあります。

ダイビング中は、CNS値は増加し続けます。PO2が増加するにつれて、CNSの増加速度が上がり、許容暴露時間が短くなります。水面に戻ると徐々に減少し、約90分ごとに元の値の半分に低下します。

NDL

NDLとは、浮上中に減圧停止をすることなく、現在の深度にダイバーが留まれる最長時間です。この時間は、カウントダウンタイマーで表示されます。

安全停止

安全停止とは、スキューバダイバーが水面に戻る際に行う一時停止のことです。減圧症のリスクを軽減するために、11mを超えるダイビングでは必ず安全停止を行う必要があります。

TTS

水面までの時間(TTS)は、NDLの終了後、スキューバダイバーが水面に浮上するために必要な推定時間です。TTSには、減圧停止の時間、上昇時間、安全停止の時間が含まれます。

減圧停止

NDLを超過すると、水中で体内の余分な窒素を徐々に排出できるように、特定の深度で減圧停止を数回行う必要があります。これにより、減圧症のリスクが軽減されます。

CEIL

CEILとは、ダイバーが上昇を開始するときの減圧シーリング深度です。ダイバーの深度がシーリングに近いほど、減圧の効果が高くなります。減圧シーリングを超えないようにしてください。減圧シーリングを超えると、ウォッチにアラートが表示され、減圧停止の範囲まで戻るよう指示されます。

OT+3

現在の深度にさらに3分間留まった場合のTTS

+OD+5

さらに5m下降し、その深度で3分間留まった場合のTTS

水面のGF

テクニカルダイビングで現在の深度から停止することなく上昇する場合のGF高の値

設定されたGF

テクニカルダイビングでのGF低/高のプリセット値で、最初の減圧停止の深度と合計減圧時間に影響します。

平均深度

ダイビングセッションの平均深度です。アシストボタンで時間区分ごとの平均深度も計算できます。

温度

ダイビング中にウォッチが測定した水温

ストップウォッチ

ダイビング中の時間測定に使用されます。ストップウォッチ画面で、ボタンを押してタイマーの開始/一時停止およびストップウォッチのリセットができます。

コンパス

コンパスは、水中での移動に役立ちます。コンパス画面で、移動方向の表示/固定/固定解除ができます。

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