ポートマッピングを使用すると、ルーターのWAN IPアドレスのポートをLAN内の任意のコンピュータのポートに対応付けることができます。インターネットからWAN IPアドレスの特定のポートにアクセスする際（ホームネットワーク上のウェブカムにアクセスする目的など）、ルーターはポートマッピングルールと照合してポートの値を確認し、このサービスリクエストを、ローカルIPのコンピュータの特定のポートに対応付けます。

ポートマッピングルールの設定手順は以下のとおりです。

1. コンピュータをルーターのWi-Fiに接続します（または、イーサネットケーブルを使用してルーターのLANポートにコンピュータを接続します）。ブラウザのアドレスバーに「192.168.3.1」と入力し、ルーターのWebベースの管理ページにログインします。
    

   • ポートの自動判別機能のあるルーターの場合、WANポートとLANポートの区別は不要です。
   • ルーターは現在、32個のポートマッピングルールの設定をサポートしています。
2. その他の機能 > セキュリティ設定 > NATサービス に移動し、ポートマッピング の右上隅にある アイコンをクリックすると、新しいポートマッピングサービスを追加できます。
3. サービス名 には、ポートマッピングサービスのカスタム名を入力します。デバイス名 には、ポートマッピングを設定する対象のコンピュータリソース（Webサーバー、FTPサーバーなど）を選択します。プロトコル には、使用するポートマッピングプロトコルを選択します。内部ポート には、外部サービスを提供するコンピュータのサービスポート番号を入力します。外部ポート には、インターネットユーザーのアクセスに使用する、ルーターのサービスポート番号を入力します。保存 をクリックして設定を保存します。