スマートフォン/タブレットのバッテリー設定でのカスタム制限 |
バッテリーの耐用年数は充電ルーチンと密接に関係しています。バッテリーをフル充電する時間を短くすると、バッテリーの劣化を遅らせることができます。HarmonyOS 2.0以降を搭載しているスマートフォンおよびタブレットのバッテリーモジュールに、カスタム制限が追加されました。この機能はバッテリーの耐用年数を延ばすのに役立ちます。
設定方法:
設定 > バッテリ > バッテリー詳細設定/バッテリーヘルス > カスタム制限 に移動して、最大バッテリーレベルを 70%、80%、90%、または 100% に設定します。日常的な使用では、70%から90%の間の値を設定することをお勧めします。
この機能はデフォルトでは無効になっています。最大バッテリーレベルを必要な値に設定できます。
「カスタム充電がオンになっています」通知:
カスタム制限が有効になっている場合(最大バッテリーレベルが100%未満の値に設定されている場合)、端末が充電されるたびに「カスタム充電がオンになっています」という通知が表示され、バッテリーレベルが事前に設定された最大レベルに達すると、充電が自動的に停止されます。端末をフル充電するには、通知の フル充電 をタップします。
この機能およびユーザーインターフェースは、端末やソフトウェアのバージョンによって異なる場合があります。
関連質問 |
説明 |
カスタム制限をサポートしている端末モデルはどれですか |
HarmonyOS 2.0を搭載しているP50 Pocket/Mate Xs 2/Mate 50 Pro/Mate 50/MatePad/MediaPad M6 HarmonyOS 3.0を搭載しているMatePad ProおよびMatePad SE お使いの端末がこの機能をサポートしていない場合は、システム更新をお待ちください。 |
カスタム制限とスマート充電の主な違いは何ですか |
どちらの機能もバッテリーの劣化を遅らせ、バッテリーの耐用年数を延ばすのに役立ちます。 スマート充電は、充電ルーチンから学習し、必要に応じてバッテリーを80%まで充電することをシステムに許可します。 カスタム制限を使用すると、個人のニーズに基づいて最大バッテリーレベルを設定できます。 カスタム制限とスマート充電を同時に有効または無効にすることはできません。どちらか一方が有効になっている場合、もう一方は自動的に無効になります。 |
カスタム制限がサポートしている充電モードはどれですか |
カスタム制限が有効になっている場合(最大バッテリーレベルが100%未満の値に設定されている場合)、有線充電、ワイヤレス充電、車内充電、USB充電を含むすべての充電モードがサポートされ、「カスタム充電がオンになっています」通知をトリガーすることができます。 |
「カスタム充電がオンになっています」通知を無効にすることはできますか |
この通知が消えるのは、フル充電 をタップするか、充電を停止したときだけです。 音は鳴りません。通知が表示されるのは、画面がロックされているとき、または画面をオフにして端末を充電しているときに、画面の上端から下にスワイプして通知パネルを表示した後のみです。 |
カスタム制限は充電速度や電力に影響を与えますか、あるいは端末が熱くなる原因になりますか |
いいえ。カスタム制限は、バッテリーレベルが事前に設定された最大値に達した場合にのみ、端末の充電を禁止します。したがって、充電速度や電力に影響を与えたり、端末が熱くなったりすることはありません。 |
カスタム制限が優先的に使用されるのはどのような場合ですか。この機能の推奨値を教えてください |
オンライン授業、ナビゲーション、ライブ配信中など、タブレット/スマートフォンを長時間充電器に接続する必要がある場合は、70%(最小)が推奨されます。 端末を長時間充電器に接続しない場合、日常的な使用では80%が推奨されます。また、通知パネルの フル充電 をタップすると、バッテリーをフル充電することができます。 |